2005年11月28日

基本売買戦略(3)

これまで紹介してきた2つの基本的な売買法である「順張り」と「逆張り」の長所・短所について書いてみます。

順張りは簡単に言えば「上げてきたものを買う」戦略なので、株価上昇の勢い(トレンド)が持続することが前提となります。したがって現在のように相場全体が強い上昇トレンドにあれば、黙って持っているだけ利益が拡大する可能性は高く、妙味がある環境です。

しかし永遠に上げ続けることはありません。タイミングは悪いと買ったところが「天井」となって、そこから下がる一方ということも考えられます。したがって何%下がったら諦めて売る、等の損切りルールを設定する必要があるでしょう。

一方、逆張りは簡単に言えば「下げてきたものを買う」戦略なので、「下げすぎ」を見極める力が要求されます。倒産しない限り永遠に下げ続けることはありませんので、タイミングを間違えなければ短期間に安全に利幅を得ることが出来ます。株価のトレンドが明確でないときなどに有効です。

しかし待ち伏せとはいえ流れに逆らって仕掛けるので、買ったところから下げ止まらない可能性も考えなければなりません。投資資金を分割して、下げたら買い増すという戦略もありますが、かなり勇気が要ります。こちらもそうしたルールを徹底する必要があるでしょう。
posted by 徳山秀樹 at 11:00 | TrackBack(0) | 株式投資入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月24日

ネット株取引口座数 大幅増 by NHK

昨日なにげなくNHKの昼の番組を見ていたら、以下のニュースを淡々と述べていた。
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/11/24/d20051123000084.html

日本証券業協会の調べで今年9月末におけるオンライン証券の口座数は、インターネット取引を扱う証券会社の合計で800万口座に達する勢いとのことです。これは、半年前の調査から半年間で100万口座近く増加し、5年前と比べて6倍近くに増加しているとのことです。

また、機関投資家なども含めた全株式取引の売買代金に占めるオンライン取引の割合は9月末までの半年間で28.7%を占め、5年前が3.6%だったのに比べて約8倍で、その比率も高まっています。インターネットを通じた株式の取引は、証券会社の窓口に出向かなくても手軽に売買ができることや、手数料の安さから、今では個人の株式売買の80%以上が使っていて、証券業界では投資への関心の高まりを受けて、今後もさらに増加するものと見込んでいるそうです。

私がオンライン取引を始めたのは、それよりさらに3年ほど前になるので本当にマイナーな存在でした。しばらく前まで個別株売買の手口(どこの証券会社がどれだけ買っている・売っている)が一部で入手可能で、そこにオンライン専業証券の名前が挙がると「個人が買っている銘柄はダメ」などと半ば馬鹿にされていたものです。しかしこれだけのウエィトを占めるようになると、市場で無視できない存在どころか一大勢力となっていることは間違いなく、個人投資家の動向抜きに株式市況を論ずることは出来ない時代になってきたのではないでしょうか。
posted by 徳山秀樹 at 10:30 | TrackBack(0) | 株式オンライン取引入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

基本売買戦略(2)

前回紹介した2つの基本的な売買法である「順張り」と「逆張り」の特徴について書いてみます。

順張りは簡単に言えば「上げてきたものを買う」戦略で、上げているものはその勢い(トレンド)を持続してさらに上がるだろうというのが考え方のベースとなっています。勢いよく上げている銘柄に飛び乗り、その勢いがなくなるまでついて行く(持続する)というのが基本ルールです。

逆張りは簡単に言えば「下げてきたものを買う」戦略で、下げてきたのでそろそろ反発する(永遠に下げ続けることはない)というのが考え方のベースとなっています。勢いよく下げてきた銘柄を安値で待ち伏せして買い、それが反転して(リバウンド)して利幅を狙うというのが基本ルールです。

私は基本的に後者の逆張りを実践しており、監修した本『デイトレーダー徳山秀樹式 月100万円が自然と稼げる!株の完全自動売買』でもその方法を紹介しています。どちらが良いかは一概に言えず、その時の相場環境によっても変わってくると思われます。そこで現在は前者の順張りを用いた自動売買を開発しており、両者が並存することでどんな相場環境でも安定した利益をあげることを目指しています。長くなったので、両者のことについて次回もう少し掘り下げて書いてみるつもりです。


デイトレーダー徳山秀樹式 月100万円が自然と稼げる!株の完全自動売買
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2005年11月17日

基本売買戦略

9/8に株でどうやって儲ける?という記事を書いています。長く保有して配当や株式分割の権利を得ながら企業の成長に期待するやり方や、一定期間で手仕舞う(反対売買)ことで値上り益を狙うやり方が主でした。

私は後者で、しかもその日で手仕舞うデイトレードに代表される短い期間の売買がメインですので、そこでの基本売買戦略を書いてみます。とはいえ、売買戦略は十人十色ですので多くの投資家が自分自身の売買ルールを構築していらっしゃいます。

株を買って一定期間の後に売って差益を狙う場合、まず最初に必要なのは「どのタイミングで買うか」ということですが、これは2つに大別できます。すなわち、(1)上げてきたものを買う(=さらに上がるだろう)、(2)下げてきたものを買う(=もう反発するだろう)の2つです。これ以外に「動かないのを買う(=もう動くだろう)」という戦略もあるかもしれませんが、これにはその企業の材料が絡んでいたりする可能性があって簡単に論じられないので、ここでは省略します。

一般的に(1)の売買法を「順張り」、(2)の売買法を「逆張り」と呼んでいます。両者の特徴については、次回に書いてみることにします。基本的な考え方のみですが、株価チャートが見れる環境があればより分かりやすいかもしれません。参考までに株式投資関連商品おすすめのブログにて関連ソフトやセミナーの紹介をおこなっています。
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2005年11月14日

株式投資の始め方(2)

前回オンライン証券(ネット証券)に口座を開設するための資料請求手順を簡単に紹介しましたが、それを検討して口座を開設する証券会社を決めたら資料の必要事項に記入して、本人確認の証明を添えて返送することになります。記入の不備がなければ通常は返送後1週間程度で口座が開設されるはずです。こうした連絡事項は通常電子メールによっておこなわれます。

口座が開設されたら、次はその口座に入金します。大半のオンライン証券会社では「前金制」といって口座にある金額の範囲内でしか株式を買い注文を出すことが出来ません。これが入力する株数を間違えて思わぬ金額になることを防いでくれることにもなります。入金は通常、証券会社が指定する銀行口座に自身の口座から振り込むことになります。証券会社によっては郵貯の口座も扱っています。

では最低どの程度の金額が必要かとなると、欲しい銘柄の株価に売買単位を掛けた金額になります。それに加えて証券会社が取る手数料が通常だと数百円から数千円程度必要になります。欲しい銘柄の株価は新聞の株式欄でも調べられますが、売買単位は載っていません。各証券会社が提供するツールでも調べられるはずですが、例えば東証のホームページなら、東証上場銘柄なら簡単に調べることができますが、一般的には数万円から数十万円というところだと思います。
http://www.tse.or.jp/cgi-bin/compsearch/j_search
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2005年11月10日

株式投資の始め方

先週は東証のシステムトラブルがありましたが、その後も株価は堅調で日経平均は14000円台に乗せて出来高もバブル期を上回るなど活況を呈しています。このためボーナスシーズンを控えて株式投資をこれまでやったことがない層でも関心を持つ人が増えててきていると感じます。そこで改めて株式投資の始め方を簡単に書いてみます。

現在では一部の富裕層を除いて、個人投資家はオンライン取引が可能な証券会社に取引口座を開設することが第一歩です。従来からある証券マンとの電話による取引もまだ可能ですが、かなり割高な手数料を覚悟しなければなりません。私が以前から夢見ていたようにインターネットと株取引との相性はよく、ヤフー、楽天、ライブドアなどネット大手各社が競ってこの分野を拡充しています。日興、松井など従来からの証券会社も負けずに注力している状況で、私たちユーザーにとっては競争によりサービスの拡充と支払う手数料の軽減というメリットが享受できるありがたい状況です。

私はすでに10社以上に口座を開設しており、そのうち常時取引しているのは半分程度です。残りの会社についてもサービスの見直しによっては使う可能性もあります。口座を開設して維持するだけなら何の費用もかからないという会社が大半であり、こうしたサービス見直しや万が一のシステムトラブルに備えて、複数の会社に口座を開設している投資家は多いと思います。

今利用している会社はどこもおすすめできますが、スペースの関係で一部ですが徳山秀樹式トレーディング解説のページで紹介しています。口座開設のための資料請求(もちろん無料)が可能となっています。これが第一歩となりますが、それ以降については次回書きます。
posted by 徳山秀樹 at 10:30 | TrackBack(0) | 株式投資入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

東証のシステム障害

9/21にシステム障害について書きましたが、個別のオンライン証券について述べたものでした。本日発生したシステム障害は証券会社ではなく、取引所しかも日本を代表する東京証券取引所で発生したものであり、その影響は甚大です。現時点でその状況は不明ですが、取引の流動性を確保する意味でもあってはならないトラブルです。

個人投資家が一部の銘柄に集中することでしばしば発生した、JASDAQ(旧・店頭)や大証ヘラクレスとは違った意味合いのものと思われ、一刻も早い復旧が待たれます。
posted by 徳山秀樹 at 10:20 | TrackBack(3) | 株式オンライン取引入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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