2006年09月15日

「自動売買ロボット作成マニュアル」

パンローリング社から「自動売買ロボット作成マニュアル」が発売された。タイトルから拙著「毎日5万円を株で稼ぎ続ける方法」と前作「デイトレーダー徳山秀樹式 月100万円が自然と稼げる!株の完全自動売買」に近い内容と思われたので、早速読んでみた。以下のその感想を書いてみたい。

全般的には、エクセル(Excel)を活用して理想のシステムトレードを目指した自動分析ツールを、機能別に各章に分解して具体例を使って分かりやすく説明している。私の本がトレード理論面に重点をおいているのに対して、この本はエクセルを活用するための技術的な部分に重点をおいているので、このアプローチを目指す投資家にとって役立つ内容であることは間違いない。以下に各章の内容について簡単にコメントしてみる。

第1章 エクセルとVBAの基本
 エクセルに標準装備されながらあまり一般的ではないVBAの基本概念や独特の用語(オブジェクト、メソッド、プロパティなど)を簡潔に解説している。
第2章 データの取得
 VBAマクロを使った過去の日足データの取り込みをマクロ化する方法をYahoo!ファイナンスとPan Active Market Databaseの二種類で例示している。
第3章 テクニカル指標の算出
 前章で取得した株価データを使って、移動平均、MACD、RSI、ストキャスティクスなどの各種テクニカル指標のマクロによる算出方法が説明されている。
第4章 チャートの作成
 エクセルのグラフ機能を利用して、第2章の時系列株価データと、第3章のテクニカル指標をチャート表示する方法を解説。スクロールや拡大・縮小機能の追加も。
第5章 売買手法のプログラム
 各種テクニカル分析をベースにマクロ作成を例示。エントリーや手数料計算の関数化や基本的なマネーマネジメントについても言及。
第6章 売買手法を検証
 システム評価のための検証項目とその説明、さらに検証用のマクロ作成例が解説されている。
第7章 エクセルデイトレード
 楽天証券のマーケットスピードRSS機能によるリアルタイム株価データの取得と、それによる売買シグナルの作成、さらにシグナル監視と注文処理について解説。

■全体を通して豊富な図表、画面サンプルのおかげで視覚的にもイメージしやすい。自動売買に関する記述は実質2ページなので、自動売買ロボットというより自動分析ロボットというイメージである。関連書籍の紹介もされており、幅広く基本的な考え方を身に付けてさらに学習を深めるための重要な1冊となるであろう。

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自動売買ロボット作成マニュアル
posted by 徳山秀樹 at 19:00 | TrackBack(1) | 自動売買入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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[その他] 三連休中日
Excerpt: 「自動売買ロボット作成マニュアル」を読んだことでシステム開発意欲が刺激されたので、昨日から少し取り組んでいる。 ベースは以前手掛けたK作戦と呼んでいた銘柄固定型の自動売買ルールであり、対象銘柄抽出用..
Weblog: 徳山秀樹の日記(個別株自動売買システム開発・運用記)
Tracked: 2006-09-17 10:30
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