2005年09月20日

信用取引その2

前回は信用取引について、使い方を誤らなければ限られた資金を有効活用できる有力な手段と考えると書きましたが、私のトレード理論では信用取引の利用は必須です。なぜならほぼ同じタイミングで複数の銘柄に対して売り建て・買い建てを仕掛けていくからです。

それについては別冊宝島1176『デイトレーダー徳山秀樹式 月100万が自然と稼げる!株の完全自動売買』に詳しく書かれていますので省略しますが、ここでは信用取引の誤った利用法について簡単に私の考え方を書いてみたいと思います。

信用取引は、証券会社に「保証金」を差し入れることで、証券会社がその投資家に約3倍の信用枠を供与するという仕組みであると前回書きましたが、この枠をフルに活用すれば得られる利益が3倍になる可能性がある一方で、見込みが外れれば損失が3倍に膨らむ危険性もあるということです。

特に銘柄を分散せずに集中することが危険と考えます。確実に値上り(値下り)しそうだという理由でひとつの銘柄を信用取引で目一杯買い建てる(売り建てる)ことを指すのですが、この世界では「確実」という話はあり得ません。確かに目論見通り運んだ場合の利益は大きいでしょうが、次に述べる「追証」発生のリスクが高い取引は避けるべきだと考えます。

追証とは、証券会社に差し入れている保証金が手持ちの株式の含み損(取得価格と時価の差額が損失となっている場合)によって最低維持すべき水準を割り込んでしまい、それを最低水準まで埋め合わせるように追加の入金を証券会社から求められることです。

それが出来ないと手持ちの株式は強制的に決済されますが、そのような状態で決済される株式は大きな損となります。しかし何とか資金をかき集めて追証を入れて凌いだとしても、状況が好転するとは限りません。さらに含み損が増せば再び追証を請求されます。こうなるとドロ沼です。目一杯仕込んだ銘柄が想定外の動きをした場合には案外はやく追証発生に至るものなのです。

これでは株で生活するどころか、株で生活が破綻することにもなりかねません。私は信用取引を積極的に利用していますが、大半がデイトレードです。株式投資で見込みが外れて損が膨らむ原因のひとつに、取引時間外での大きなニュース・事件というのがあるのですが、その日のうちに手仕舞うデイトレードはそれを排除することが可能です。このあたりは、デイトレードのカテゴリで詳しく説明するつもりです。
posted by 徳山秀樹 at 14:00 | TrackBack(0) | 株式投資入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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